民泊のリネン費用は月いくらか
この記事の要点
- リネンサプライの費用は「1泊いくら」「1室いくら」ではなく、洗った枚数と運んだ回数で決まります。当社の最低のご利用額は月額5万円からです
- 金額を動かすのは部屋数・集配の回数・集配の場所・集配にかかる作業時間の4つ。小さな施設で効くのは後ろの2つです
- 月額に含まれるのはリネンのレンタル料、回収・洗濯・仕上げ・検品、集配送料(東京・埼玉)、Web発注システム。初期費用と契約時の手数料はかかりません。別にいただくのは緊急の追加納品だけです
- いま自分で洗っている場合は、金額ではなく人が立ち会っている時間で比べてください。家庭用の洗濯機は温度が上がらず、皮脂が残って黄ばみになります
民泊やゲストハウスのリネンを外に出すと、月にいくらかかるのか。よくいただく質問ですが、「1泊いくら」や「1室いくら」では出せません。リネンサプライの費用は、洗った枚数と運んだ回数で決まるからです。当社の場合、最低のご利用額は月額5万円からです。
費用は「枚数」と「回数」で決まります
同じ10室の施設でも、条件が違えば金額は倍近く変わります。動くのは次の4つです。
- 部屋数。多いほど1枚あたりは下がります
- 集配の回数。週2回より毎日のほうが上がります
- 集配の場所。工場から遠い、道が狭くて小型車になる立地は上がります
- 集配にかかる作業時間。玄関でカートを差し替えるだけか、棚入れまでやるか。複数の階に置き場があるかどうかでも変わります
小さな施設で効くのは下の2つです。客室数が数室でも、道が広くて置き場が1か所にまとまっていれば、条件としては悪くありません。逆に、路地の奥でエレベーターが無く、各階に納品する形だと、枚数のわりに時間がかかります。
金額に何が含まれるか
単価表だけを並べても比べられません。どこまでが含まれているかが会社ごとに違うためです。当社の場合、月額に含まれるのは次のとおりです。
- リネンのレンタル料(購入していただく必要はありません)
- 回収・洗濯・仕上げ・検品
- 集配送料(東京・埼玉、足立区鹿浜の工場から)
- Web発注システムの利用料
- 初期費用・契約時の手数料(かかりません)
別にいただくのは緊急の追加納品(定期の便に載らない別便を出す場合)の1つだけです。紛失・破損の弁償も、特注品の型代も、事務手数料もいただいていません。
他社と比べるときは、この「含む/含まない」の欄を先に揃えてください。単価が安くても、レンタル料が別、配送費が別、紛失の弁償あり、となれば結果は逆転します。請求書の読み方に、1室あたりに直す方法をまとめています。
いま自分で洗っている場合
民泊の多くは、家庭用の洗濯機で回しています。この場合に比べるべきは金額ではなく、人が立ち会っている時間です。
洗濯機が回っている時間は、他のことができます。時間として消えているのは、シーツを外す・入れる・干す(または乾燥機に移す)・たたむ・しまう、の部分です。ここを1週間ぶん数えて、ご自身の時給を掛けてください。洗剤と水道光熱費よりも、たいていこちらのほうが大きくなります。
そのうえで、家庭用の洗濯機では温度が上がりません。皮脂は油なので、40℃前後では溶け出しません。落としきれなかった皮脂が繊維の中で酸化すると、黄ばみとして固着します(シーツの黄ばみはなぜ落ちないのか)。リネンの買い替え周期は、洗い方でかなり変わります。
正直に書きます
客室数が少ないほど、1室あたりの金額は高くなります。これは工場の仕組み上そうなります。まとまった枚数を一度に流すほうが安く上がるので、少ない枚数はどうしても不利です。
それでも当社がお受けしているのは、小さな単位で洗浄・仕上げができるセル方式の工場だからです。2tトラックが入れない立地のために、ハイエースでの配送便も走らせています。「うちの規模では頼めない」と言われてきた施設ほど、一度ご相談ください。
客室数と、いまお使いのリネンの種類をうかがえれば、お受けできるかどうかはその場でお答えします。民泊・ゲストハウスのリネンサプライもあわせてご覧ください。